
日本でギャンブルをプレイするのは違法。このようなイメージが強い方も多いでしょう。
実際、2020年には検事長が賭け麻雀をしていたことでも話題となったように、金銭を賭けたギャンブルは賭博罪が適用されます。
しかし、インターネットで接続して楽しむオンラインカジノは、多くの日本人がプレイしていたり、YouTubeに動画を配信するプレイヤーがいるのも事実です。
このことから「オンラインカジノって違法じゃないの?」「日本で遊んでも大丈夫?」と思っている方もいるでしょう。
この記事では、『オンラインカジノの違法性』をテーマに解説していきます。
- オンラインカジノは公的機関から運営が認められている
- 自分の通信媒体を使用してプレイするのは違法ではない
- ベラジョンカジノは安心して遊ぶことができる
安心してオンラインカジノで遊ぶためにも、最後までしっかりとご覧ください。
オンラインカジノは国際的に運営が認められている
まず知っておいてほしいのが、オンラインカジノの運営には公的機関からライセンスを取得する必要があることです。そして、国際的に運営が認められているサービスの1つとなっています。
例えば、ベラジョンカジノはオランダ領キュラソー島政府が発行するライセンスを取得しています。
ライセンスが発行されるのは、拠点としている国の法律に適合し、厳しい審査をクリアしたオンラインカジノだけです。
許可を受けたオンラインカジノは合法的に運営されていることが証明されるので、日本人がプレイしても罪に問われることはありません。
オンラインカジノが取得しているライセンス一覧
オンラインカジノが取得しているライセンスを一覧で紹介します。
ここに記載されているライセンスを取得していれば、法律に則った運営がされています。信頼できるオンラインカジノ選びの参考にしてください。
発行国、政府 | ライセンス名 |
オランダ領キュラソー島政府 | Curaçao eGaming |
マルタ共和国 | MALTA GAMING AUTHORITY |
カナダ カナワケ州政府 | Kahnawake Gaming Commission |
イギリス領ジブラルタル政府 | Gibraltar Remote Gambling |
フィリピン | PAGCOR |
イギリス | UK Gambling Commission |
ライセンスを取得していれば、オンラインカジノのトップページ下部に必ず表記があるので、確認してくださいね。
日本人がプレイするのはどうなの?シチュエーション別に解説
続いて、ライセンスを取得しているオンラインカジノを日本人がプレイすることについて以下のシチュエーション別に解説していきます。
- 自分の通信媒体を使用してアクセスしプレイする
- 他人に通信媒体を提供してもらいアクセスしてプレイする
- 日本国内で運営されているオンラインカジノをプレイする
解説に入る前に賭博関連の2つの法律を理解しておきましょう。
- 単純賭博罪:賭博をした者を取り締まる法律
- 常習賭博および賭博場開帳等図利罪:賭博をする場所を提供した者を取り締まる法律
一見オンラインカジノをプレイすると単純賭博罪が適用されるように思えます。
しかし、この2つの法律は、賭博の胴元を取り締まるためにあるため、胴元を取り締まることができなければ単純賭博罪は適用されません。
オンラインカジノは海外の拠点で、国や政府から運営ライセンスを取得しています。合法である胴元を取り締まることができなければ、そこでプレイする日本人も取り締まることはできないということです。
自分の通信媒体を使用してアクセスしプレイする
自分の通信媒体を使用して、自宅や出先からアクセスしてプレイするのは違法ではありません。
オンラインカジノはライセンスを取得して、海外のサーバーから配信されています。先ほどもお伝えした通り、合法なオンラインカジノで日本人がプレイするのは法律の適用範囲外です。
ちなみに、オンラインカジノをプレイすると、サーバーが置かれている国の法律が適用されます。『旅行先のラスベガスでカジノを楽しむ』のと同じ感覚なので、安心してプレイしてください。
他人に通信媒体を提供してもらいアクセスしてプレイする
他人に通信媒体を提供してもらいアクセスしてプレイするのは明確に違法です。
常習賭博および賭博場開帳等図利罪では、賭博をする場所を提供することを堅く禁じています。
「オンラインカジノをプレイする場所=通信媒体」となるため、提供者とプレイヤーの双方が法律の適用となるので注意しましょう。
ニュースでたまに耳にするインターネットカジノも同様です。インカジはカジノをプレイする場所と通信媒体を提供しているため、法律に基づき取り締まりを受けています。
日本国内で運営されているオンラインカジノをプレイする
日本国内で運営されているオンラインカジノをプレイするのも明確に違法です。
プレイしても法律の適用範囲外となるのは、ライセンスを取得している海外サーバーのオンラインカジノにアクセスした場合です。
日本国内で運営されているということは、サーバーは日本国内にあり「カジノをプレイする場所」を提供していることに他なりません。
この場合も、提供者とプレイヤーの両方が取り締まりを受けるので注意してください。
不起訴を勝ち取る!裁判でオンラインカジノプレイヤーが勝訴
2016年にオンラインカジノプレイヤーが、賭博罪の容疑がかけられる事件が起きました。
しかし、裁判の結果不起訴を勝ち取り、オンラインカジノをプレイするのが違法ではないことの証明となったのです。
「ネットカジノ客の男3人を逮捕 海外の会員制サイト「スマートライブカジノ」利用 京都府警」
裁判の争点は『胴元を逮捕できないのに、プレイヤーを逮捕することはできるのか』という点です。
先ほども解説したように、本来胴元を取り締まるための法律を賭博をしていた側だけのために適用することはできません。
実際、不起訴を勝ち取ったことから、この判例は今後も同様の解釈として適用されます。
安心してプレイしたい!キュラソーから運営を許可されたベラジョンカジノがおすすめ
初めてオンラインカジノで遊ぶという方や安全なオンラインカジノを探しているという方は、ベラジョンカジノをおすすめします。
ベラジョンカジノはキュラソーライセンスを取得し、日本人ユーザー数が最も多いオンラインカジノとして有名です。
日本語サポートを完備し、利用しやすい入出金方法を備えるなど、日本人がプレイしやすい環境が用意されています。
ライセンスとプレイ環境を確認して、安全にオンラインカジノを楽しもう!
最後にこの記事のポイントをまとめます。
- オンラインカジノは公的機関からライセンスを取得している
- ライセンスを取得したオンラインカジノで遊ぶのは違法ではない
- 賭博をする場所を提供され、プレイすると双方が違法となる
- オンラインカジノのプレイには賭博罪が適用されないという判例がある
ライセンスを取得したオンラインカジノに、自分の通信媒体でアクセスしてプレイするのは、判例で証明された通り違法ではありません。
ただし、オンラインカジノを認める法律がない以上、合法と言うこともできないので、あくまでグレーゾーンであることを覚えておきましょう。
また、今後日本のIR法案の行方によっては、海外運営のオンラインカジノでも、プレイするのが違法として法整備される可能性もあります。
今後のオンラインカジノを取り巻く状況は変化していくことが考えられるため、注視しながら適切に対応していきましょう。